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藍色衣 笑みを纏いて 居坐(いざ)す我等 第五学年
未来永劫 知る者ぞ無き 内に秘めたる その真髄

すぐに諍い 戯れ 泣き笑う 幼子達 あやしながらね
道化の陰に ひらめくものは 研ぎ澄まされた 技と矜持

お前は何を教えて欲しい  
素顔? 正体? それとも…本性(これ)?
気安く寄るな 虚勢の紫(ゆかり) 震え竦むがお似合いだ

巡り巡る我らはまさに妖(あやかし)
写し鏡の術に堕とし
獣と息合わせ 毒蛾操りて
お前も虜にしてやりましょう

優し姿の一番奥に 触れなば切れん刃隠し
それに気付かぬ無邪気な子等に 本心から笑みが零れる

お前はどこに触りたいって?
掌?髪?それから…ここ?
お好きなように その白い手も いずれは同じ朱に染む

終わりがすぐそこまで迫る時代に 我らは溶け行く藍疾風(あいはやて)
揺らぎて迷いても 進むこの道程(みち)を 我らは決して見失わぬ

不穏の城から 町の小路まで 在りと在る場所 潜み 駆ける
深謀遠慮と冴えたる技持ちて 乱世必ず生きてみせる

巡り巡る我等は藍色忍
血と硝煙の戦場(いくさば)から 愛しき者待つ学園(うち)に帰ったなら
死の影 隠して微笑みましょう

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【前口上】
ある所に委員会がありました。予算不足に悩む、それは小さな委員会でした。
委員長達は思いました。
こんな赤字予算で悩むのはいやだ。どうすれば、予算が手に入るだろう…
 
委員長達は悩んで悩んで、そしてついに思いつきました。

会計委員長を襲撃して、予算をぶんどればいいと。

「…要するに、いつもの事だよな」by.小平太
「そうとも言う」by.留三郎
「ま、いいんじゃない?」by.伊作
「…始まるぞ」by.長次


一番目委員会は勇ましく 砲弾片手に 会計室
いろんなものをぶち壊して 気にも留めずに駆けていった

そんな委員会は森の奥 無自覚と暴君を追いかけて
彼方へ続く塹壕以外に 彼等の行方 知る術はなし


二番目委員会はおとなしく 図書カード抱えて 会計室
延滞図書を突きつけて 予算交渉と意気込んだ

そんな委員会の朝顔の花 いけどん男に踏み散らされて
真っ赤に目を腫らす委員長を 皆で慰め 日が暮れる


三番目委員会は水色を じょろじょろ引き連れ 会計室
いろんな知恵を寄せ集めて おかしな武器も造り上げた

そんな彼らを呼び止める声 「校舎が半壊」「あっちに塹壕が…」
工兵隊じゃねェと嘆きながら 工具片手に散開する


森で痕跡辿ったり
朝顔 愛でつつお茶など
学園修補に忙しく
「あれ…何しようとしてたんだっけ…」×3


四番目委員会 立ち上がる ぼくらがやらずに 誰がやると
いろんな不運を潜り抜けて ついさっきやってきたばかり

優しき委員長 彼慕う後輩 会計室の前 立ちはだかった


彼らの夢は覚めないまま 穴の底仲良く目を回す


「さぁ、お立会い」

むかしむかしあるところの 山奥深くの学園に
素顔を隠してやってきた 齢十の 鉢屋三郎

一年ろ組の同級生 声をかけてきた その顔に
挨拶代わりに化けてみせ 特技をみんなに知らしめた

仲間をからかい尽くしたら 先輩達も驚かせ
後輩入学したならば 玩具にしてしまえ

「さあ、お立会い」

悪の華 華麗に咲く 千紫万紅の彩りで
周りの哀れな被害者は  嗚呼 惑いの園に囚われゆく

仮面の忍が恋するは 優しい笑顔の同級生
だけども彼は図書室の 緑の男にひとめぼれ

嫉妬に狂った三郎は ある日級友を呼び集め
静かな声で言いました 「緑のふんどし盗み出せ」

幾多の部屋が荒らされて 幾多の下着が消えていく
巻き込まれ人の叫びは 三郎には届かない

「あぁ、いい気味だ」

悪の華 華麗に咲く 狂おしい彩りで
とても美しい花なのに  嗚呼 棘が多すぎて触れない


ふんどし泥棒倒すべく ついに生徒らは立ち上がる
烏合の彼らを率いるは 緑装束の六人衆

つもりにつもったその怒り 園全体を包み込んだ
ノリと弱みで手を貸した 藍色たちなど敵ではない

ついに教室は囲まれて 仲間たちも逃げ出した
孤立無援の三郎は ついに詰め寄られた

「この…裏切り者!」

悪の華 華麗に咲く 悲しげな彩りで
ただ一時の快楽は  嗚呼 もろくもはかなく崩れてく

むかしむかしあるところの 悪逆非道の悪戯で
先輩の怒りを買った 齢十四の鉢屋三郎

折りしも時は未の刻 校舎の鐘が鳴る時間
泥棒と呼ばれたその人は 満座の中で何を思う

ついにその時はやってきて 覚悟はいいかと指が鳴る
先輩などには目もくれず 彼はこういった

「雷蔵、愛してる!!!!」

悪の華 華麗に散る 鮮やかな彩りで
のちに人々はこう語る  嗚呼 あいつは正にアホの鑑


町外れの静かな川辺 一人たたずむ少年
この場所にいつからかある 他愛ない言い伝え

“願いを込めた笹の葉を 小舟に折って
 それを流せば恋う人に 心は届くでしょう”

流れていく緑の小舟 行方も知らない恋の文
水平線の彼方に 静かに消えてく

君はいつも私の心 優しく灯してくれたのに
私はいつも悪戯ばかり 君を困らせてた

嗄れるほどに唄っても君 もういないから
君を想う私の心 もうここに要らない

流れていく小さな願い 涙川の果て越えて
罪に気付くのはいつも すべて終わった後

流れていく緑の小舟 行方も知らない恋の文
水平線の彼方に静かに消えていく

流れていくあたたかな日々 儚く消えないように
もしも生まれ変われるならば



君は蛍火 私は空蝉
刹那を生きる 儚き生命
君を守る その為ならば 私は悪にだってなってやる

桜の下 君と出会った
忍の道 踏み出した あの日
優しい笑顔で 小さな手を差し伸べてくれた 最初の友達

たとえ世界のすべてと敵となって戦おうとも
何も怖くない気がしたよ 君が傍にいてくれるなら

君は蛍火 闇夜の標
儚くとも 心灯す
君を守る その為ならば 私は悪にだってなってやる

隣の国へ忍んだ時に 城で見つけた一枚の地図
在る筈のない学園の地図
思わず君と顔を見合わせる

やがて知れた その謀略
学園へ向け 放たれる兵
脳裏よぎる 大切な人達
彼らに手出しなどさせるものか

策を巡らす横顔を見る
その眼に映る 決意と覚悟
たとえ その身が費えたとても 笑うのだろう
「それが定め」と

もうすぐ敵は動くのだろう
後顧の憂い 消し去る為に
これも世の習いと言うならば
甘んじはしない 逆らってみせる

「ほら、この着物を貸してあげる」
「これを着てすぐに城を出て」
「大丈夫、足止めは任せておけ」
「学園にこの危機を知らせるんだ」

走り去る藍の背を見送り 城へ巡らす焔の仕掛け
君を守る その為ならば いつだってこの身 惜しくなかった

むかしむかしあるところの 忍の学園で出会った
淋しがり屋の構われたがり
悪戯好きの 蒼い空蝉

たとえ世界のすべてが    轟音に振り向く目の前で         
君の敵になろうとも      無情な炎が城を焼く  
いつでも君を想うから     掠れる声を振り絞って
―ぼく―の為に笑ってて   ―私―は君の名を 叫ぶ   

「ごめんね、三郎」「雷蔵!!!?」

君は空蝉 蒼穹に唄う
儚くとも 高く 誇らしく
君を守る その為ならば この運命も哀しくはない

もしも生まれ変われたならば その時はまた君と共に



「恋に焦がれて啼く蝉よりも 啼かぬ蛍が身を焦がす」
↑の都都逸が元ネタで出来た処女作。
微笑動画メーカーの使い方も手探り状態だったので、
文字が現れて消えるだけの超お手軽動画です。
Q.だいぶ更新をサボって何やってたの?
A.動画作ってました。

10月11日に記念すべき第一作目をUPしてから、はや二ヶ月少々。
つい先日、9作品目を上げました。

どんなスピード仕上げ。

いや、我ながらこんなにぽんぽこ生み出せるとは…ノリって大事。
ありがたい事に再生・コメ・マイリスも頂けており、作者冥利に尽きます♪

で、せっかくブログ持ってる事なので有効活用(?)すべく、
動画の歌詞とか、いらん言い訳とか載せてみようかなーと思いまして、ええ。
少しは放ったらかしブログも動き始めるんじゃないかと期待してます。

それに伴い、完全放置状態の「小話」コンテンツを撤去しました。
書いてはいるんですが、今は創作時間の大半が動画に使われてしまってるので、
コンテンツとして成り立つような更新はまったくできそうもありません。
万一、続きを待っててくださった方がいらしたら申し訳ありません。

とりあえず今回は、某微笑動画にうp済の9作品の歌詞を上げてみました。
また折を見て、追加していこうと思います。
*動画2点UP


楽しすぎてハマってしまいました。
こつこつと水面下で作り続けていたものが完成したので、一気に2点UPです。


「リ.グ.レ.ッ.ト.メ.ッ.セ.ー.ジ~空蝉から蛍火へ~」



前作「悪.ノ.双.忍~蛍火と空蝉~」の続編です。
前作の救済作のつもりが、シリアスかつ救いのない感じになりました。あれ?
まぁ、私はジャンル検索といったら悲恋・死ネタを真っ先に探す人間ですので、
これはこれで趣味に走ってていいんじゃないかと思います。

とはいえ、お気楽ほのぼのギャグももちろん好きです。
初投稿で切ない・暗い・救いないのコンボという代物を投下してしまった反動か、
三作目は一転、お笑いに走りました。


鉢屋三郎で「悪.ノ.娘」



全力でギャグです。
前二作及び、かっこよくミステリアスな鉢屋三郎は記憶の果てに忘れてください。
おかしいな、「召.使」「リ.グ.レ.ッ.ト」と来たから今度は「娘」で、
「蛍火と空蝉シリーズ」三部作の締めにする筈だったのに。
いつかリベンジ…しないだろうな、きっと。


どうでもいいんですが、ある意味では予定外の代物だった、この「悪.ノ.娘」。
前二作に比べて再生数の上昇っぷりがやけに早いのが笑えます。
三郎効果なのか、皆様ギャグを求めてるのか。

*【蓮姫的キャラ考察】に滝夜叉丸情報追加


ついに四年生にも手を出しました。
特に彼らに関しては五・六年ほどの思い入れはなかったんですが、
不意に妄想の神様が降りてきたようです。そのうち喜八郎・三木ヱ門も追加します。


どかんと大きな更新をしたい、とか嘯いていたのは先月の事ですが…

やってしまいました。


*動画UP



某笑顔動画に入り浸るうち、自分で作りたいと無謀にも思い…はい、やってしまいました。
昨今は便利なツールがあって、ド素人の手にかかっても、それなりに形になってくれます。
文字が出たり消えたりするだけの単純な構成とはいえ、ちょっと感動してしまいました。

内容は、あまりにも有名すぎる「悪.ノ.召.使」替え歌、双忍Ver,となっております。
タイトルが非常にふざけてるように見えますが、作った本人は真面目です。
既に数々の素晴らしき替え歌動画が生み出されている事を鑑みての策という事で。

笑顔動画サイトの方には【悪ノ派生忍玉リンク】とかで登録してます。
よろしければ、ご視聴下さいませ。

「蓮姫的キャラ考察~滝夜叉丸編~」





※クラス、星座、血液型、委員会については公式設定です。

「蓮姫的キャラ考察~勘右衛門編~」


47巻でかなりキャラクターが見えてきましたが、まだ未知数な感じですねー。
とりあえず“お菓子好き・ノリ良し・まとめ上手”はデフォでいいでしょうか。
い組っぽくない、というのも柚木の中では、いい意味で勘ちゃんの固定イメージです。
兵助とは色々と好対照な存在として、あれやこれや妄想してみました。


※クラス、星座、血液型、委員会については公式設定です。

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柚木
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女性
自己紹介:
傾向:落/乱上級生。
   藍色学年愛し。緑学年崇拝。
CP:笹豆腐至上主義。双忍は公式。
   その他は五いと図書夫婦が和むv
   六年生は同室CPでほぼ固定。
   例外は↑の図書夫婦。
   木勘の魅力に気付く今日この頃。
   
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